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長男が仏前で泣いていた話

長男が習いごとの先生に1000円借りていて、それを僕に報告していなかった事件が発覚した。つまり借りっぱなしになっていた。

長男曰く「忘れていた」という話だが、もちろんそんな言い訳が通用するわけがない。人として、お世話になったり借りたりしたら、ちゃんとお礼を言って返さなくちゃいけない。

だから、
「忘れたとは何事か」ということで、長男には反省文を書かせた。

まず僕が読んで、十分に言い聞かせて、次にそれをお母さんの仏前で読むように言った。

僕の前だと恥ずかしいかと思い、僕は奥の部屋で仕事。5分後、そろそろ終わったかと思い長男を見てみると、仏前で泣いていた。

普段は寂しい素振りも見せないが、ああいう姿を見ると、やっぱり寂しいのかなあと思う。

「どうした?」と声をかけたが、
長男は「別に」と言って歯を磨きに行ってしまった。

今日は、それ以上は声をかけられなかったが、たぶん、お母さんのこと思いだしたんだろうなあ。

今度の習い事の時、しっかり1000円返しておこう。

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10月21日。1年前入院して帰らなかった

妻との闘病生活で、忘れられない日がいくつかあるんだけど、その一つが10月21日。妻は1年前の今日入院して、そして二度と還ってくることができなかった。

入院する時、妻はもちろん戻ってくる気でいたから、自分の身のまわりを何も整理もしていかなかったし、いつも通りちょっと病院に行く感じで出ていってしまった。

そう、あまりに普通に。

でも、僕は知っていた。
妻がここに戻ってくる可能性は極めて小さい、という事実を。

だから今日は特別の日だった。

もちろん、妻にはその事実は伝えられなった。
普段通り、病院に行くしかなかった。


だから、僕にはちょっとした罪悪感がある。

彼女がもしわかっていたら、人生の締めくくりで身のまわりを整理したかったろうし、ゆっくり感傷にも浸りたかったのではないか。

きっとそうだと思う。
でも、もちろんそんなこと伝えられるわけがない。

仕方がなかった。
仕方がなかったんだけど、やっぱり少し後悔したりもする。

あまりに普通に過ぎていったあの日。
でも特別な日。

1年前は、そんな日でした。

凄いおじさん達のゴルフコンペに参加してきました

今日は、ゴルフ練習場で知り合ったおじさんたちの総勢28人のゴルフコンペに参加してきました。

そもそも、その人達がどんな人かもわからなかったのですが、
どうやら練習場で仲良くなった仲間らしい。

でもね、色々と驚きましたよ(庶民の僕とは人種が違う)。

まず車。
ゴルフ場に乗りつける車は半分くらいベンツ。
あとは外車のスポーツカーとかオープンカー等々。国産の車もなくはないが、少数。もちろん僕は国産(苦笑)。

次に年齢。
40代は僕だけ。あとは全員55歳以上。
ほとんどが60代で、75歳が最高齢かな。
50、60歳は「鼻たれ子ぞう」と言っていたので、
僕なんか「赤ちゃん」みたいなもんですよ。

次がファッション。
この年齢の人達って、僕の親くらいの世代なんだけど、
いやーファッションがいけてます(?)。
ピンクのシャツに白のジャケットとか、スカーフしてくるおっさんとか、おしゃれな人多数。
僕の親父がやったら卒倒しそうなんだけど(苦笑)。
まあ、もちろん日本人は日本人なわけで、
いくらイタリアのファッション雑誌をまねても、
若干「痛いなあ~」という気がしないでもなかった(笑)。

次、階級。
なんかねー、名前は伏せますが、戦前大活躍した某総理大臣のお孫さんや某大臣のお孫さんがいたのですよ。普通のおっさんと言えばおっさんですが、これって例えば、麻生元総理や鳩山元総理もお孫さんでしたよね。そんな感じでしょ。「ひえーっ」って気分でしたよ。

次、職業。
ほとんどの人が社長か個人事業主。デザイナー、作家、カメラマン、画家等々。会社勤めの人はいないみたい。ま、そりゃそうだよね。だって平日の昼間必ずゴルフ練習場にいるんだから。

次、ゴルフの実力。
うますぎる・・・。世田谷区民大会で優勝した人や、ハンデがシングルの人多数。70歳でも250ヤード飛ばすんだからね。脱帽です。結局28人中、僕は17位と大惨敗でした。

まとめ。
もう身分も年齢も、お金持ち具合も、何もかもが違う異質の人達との交流でした。でも、みんな凄くいい人達でした(たぶん、まだあまり深く知らないが)。

若いってことで、それなりに可愛がってもらい(たぶん)、またゴルフに誘ってくれるみたい。
ま、彼らほどお金があるわけじゃないから、適度につきあうことになると思うけど、異質な人達と交流するのは面白いものです。

さてさて、この先どうなるか。
とりあえず、次回のコンペではギャフンと言わせたいなー。


たまたまテレビ見てたら

昨日たまたまチャンネルあわせたら、NHKで「妻に先立たれた男たちの悲嘆」という番組をやっていた。これ、まさに僕のことじゃないかと、思わず見てしまった。

男性は女性に比べて、伴侶が亡くなった場合、立ち直れないことが多いらしい。日常生活もままならず、弱みをみせるわけにもいかず、毎日泣いて暮らし、話し相手もいない。だから一気に老けこんで、実際妻を亡くした男性は寿命も短い。男は、そういう生き物なのか。

番組を見て「くそー」と思う面もあるし、納得する部分もある。

一応、僕の場合、日常生活は(多くの人の助けを借りて)ままなっているとは思うが、後の部分は当たっている。友人達と久しぶりに会うと、僕が元気なんで「もう立ち直った」と思っている人が多いようだが、そんな単純ではない。

それは弱みを見せたくないだけ。
いや、人としゃべっていると悲しみを忘れると言ったほうが正確か。

話相手がいないのは寂しいもの。夫婦だけわかる特有の会話ってあるでしょ。特に子供の話とか。そういうこと、本当にしゃべりたいなーと思うし、そんな時はちと涙が出る。

まー番組では、毎日泣いて暮らして生活がどんどん荒んでいく、みたいな男性が紹介されていて、その男性が立ち直ったきっかけは、家を出て地域活動に参加したこと、だとか。

これは当たっている。僕も何かやっていれば、忘れて(という言い方は少々語弊があるが)、悲嘆にくれることもない。

そんな番組を見終わって、少々重い気分になっていたが、
なんと9時からは「余命一カ月の花嫁」なんて映画がテレビでやっているではないか。

いや、この映画見たら絶対にもっと重い気分になるから見ないことに決めたが、何故か最後だけチャンネルがあってしまい、思わず見てしまった。

そこでは、亡くなった奥さん(恋人?)からのビデオレターがあって、

「本当は一緒に素敵な家庭が作れたのに」
「天国から見守っているから」

とか言ってるわけさ。

バカ!一番泣けるじゃねーか。
昨日は本当に久しぶりに大泣きしてしまったなあ。

その二つの番組の余韻で、夜も全然寝つけず。
もうすぐ一周忌、早いなあ。

たまには、こんな日もある。

お母さんが死んだ日の日記

今日、本棚の整理をしていたら、次男が2年生の時の日記が出てきた。
そう言えば、アイツ学校の宿題で日記を書いていたなーと思いだし、ボチボチ読んでみた。

すると、妻が亡くなった日の日記も書いてあった。こんな日も律儀に書いたのかと思い、少々切なくもなったが、読んでみるともっと切なくなった。

このまま、この日記をほったらかしておくと、必ず埋もれてどこか失くしてしまうので、ここに僕が書き写して記録しておくことにした。よかったら一緒に読んでみてくださいな。

-----------------ここから-------------------------

十二月五日
お母さんがしんだ

きょう、おかあさんがしんで、ぼくはかなしかったです。

ぼくがびょういんにいる時、
「しなないで」と言いました。

ぼくがマンガをよんでる時、ばあばが
「早くおいで」と言って、
「なんだろう」と言って、おかあさんのへやに行きました。

そして、おかあさんのところに行くと、お母さんにぼくが
「お母さん」と言ったけど、しんでしまいました。

ぼくはすごくかなしくなって、かおぜんぶなみだだらけになりました。

ぼくはお母さんがしんですごくかなしかったです。

-----------------ここまで-------------------------

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プロフィール

ジョン

Author:ジョン
1968年生まれ、男性。
1996年に結婚。
1998年長男ユータ誕生。
2002年次男ピースケ誕生。
2005年妻が乳癌発症。
2005~2009年、闘病生活。
2009年妻が38歳で他界。

東京で男3人暮らしが始まる。

大学卒業後、日本有数の大企業に就職するも、ちょっと自分の人生観と違った(?)ので2000年に退社。その後、ベンチャーや転職を繰り返す。

2008年にフリーで稼げるようになって何とか独立。後は苦労をともにした妻と人生を謳歌したい・・・・そんな夢も実現できると思っていたのに、病気だけは何ともなりませんでした。無念です。

最後の1年間は僕もフリーで時間があったし、家族一緒に色々と旅行しましたよ。幸せのひとときでした。写真は最後の沖縄旅行で妻が撮影したもの。この旅行も家族のいい思い出になりました。

さて、これからどう生きるのか?家事は?育児は?仕事は?一応、このブログに綴ってみます。どうなることやら。

では、では、いってみましょうか。

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