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残された片親の思い

妻のことがテレビになるので、そのことを妻の友人達にも連絡してみた。

すると、やっぱり女性は母親目線で、みんな子供のことを心配してくれる。
曰く「テレビに出て、子供がいじめや冷やかしにあわないか心配」とのこと。

なるほど、確かにそういうこともありうるかも。

だったらということで、
テレビでは子供達の名前は出さないし、写真も赤ちゃんの頃のばかり使うようにした。これで大丈夫かな?たぶん。

そういう対処はしたものの、それでもまだ多少は気になったので、子供達にお母さんがいなくなって冷やかされたことあるのか?とそれとなく聞いてみた。すると、やっぱり多少はあるみたい。

ちなみに、以前こんな事もありました。


う~ん、どうなんだろ。世の中には変な人も多いから、テレビの後にはやっぱり心無い人も出てきたりするのだろうか。


でもね、そうは言っても
子供達には一つはっきりと伝えておきたいこともある。

それは、お母さんが病気になったこと、お母さんがいないこと、普通の家族と違うこと、そういうことは全く恥ずべきでないということ。

からかう人がいても、「ああそうだよ、だから何?」という態度を貫いてほしい。だって恥ずかしいことじゃないんだから。

じゃあ何が恥ずかしいのかっていうと、例えば、お母さんが病気になったのに優しくしなかったとか、普通の家族でないことを卑下して下向きに生きるとか、そういうことを恥ずかしいと言うんだと思う。

お母さんは病気になったけどいつも前向きに明るく、自分の人生を全うした。病気とも全力で闘い、家族も皆で一生懸命に支えた。

それを誇りに思って生きて欲しい。


自分の置かれた立場、自分の能力、自分の人生の運命の中で精一杯努力すること。そして可能な限り心身を向上させ、自分らしい人生をつかむこと。

人生の目的はここに集約される。

くだらないことを気にしたり、ちょっとした見栄のために本質を見誤ったりしないで欲しい。

それが残された片親の願い。
そんなこと思ったりするのだが・・・

・・・ん。


ついつい興奮して、がーっと書いてしまったが(苦笑)、
大丈夫かなあ?子供達に通じるかなあ。

ってか、そもそも言っていることは正しいよね?!致命的な考え間違いしてないよね?!不安。もしかして単なる僕の暴走だったらどうしようか。


「ゴーン」

まあ、その時はお寺の鐘でもつくことにして、今はそういう気持ちで今回の出来事は乗り切ろうと思う次第です。とにかくがんばってみますね。

また応援してくださいね。
ありがとうございました。
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テレビに出ることに

えっと、以前テレビの取材があった話しましたが、
結局ドラマになって放送されることになりました。

10月5日(水)、日テレの仰天ニューススペシャルという番組で放送されます。

その番組は19時~23時くらいなのですが、
たぶん、そのドラマは21時過ぎくらいの放送になるようです。

よかったら見てくださいませ。
(気恥ずかしいですけど)


以上、そんなご連絡でした。
プロフィール

ジョン

Author:ジョン
1968年生まれ、男性。
1996年に結婚。
1998年長男ユータ誕生。
2002年次男ピースケ誕生。
2005年妻が乳癌発症。
2005~2009年、闘病生活。
2009年妻が38歳で他界。

東京で男3人暮らしが始まる。

大学卒業後、日本有数の大企業に就職するも、ちょっと自分の人生観と違った(?)ので2000年に退社。その後、ベンチャーや転職を繰り返す。

2008年にフリーで稼げるようになって何とか独立。後は苦労をともにした妻と人生を謳歌したい・・・・そんな夢も実現できると思っていたのに、病気だけは何ともなりませんでした。無念です。

最後の1年間は僕もフリーで時間があったし、家族一緒に色々と旅行しましたよ。幸せのひとときでした。写真は最後の沖縄旅行で妻が撮影したもの。この旅行も家族のいい思い出になりました。

さて、これからどう生きるのか?家事は?育児は?仕事は?一応、このブログに綴ってみます。どうなることやら。

では、では、いってみましょうか。

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